お客様からのご要望
- 中古物件を購入したので、リフォームしたい
- そのまま使える箇所は残しつつ、経年劣化が目立つ箇所をリフォームして欲しい
- お風呂、洗面台、トイレは新しものに交換したい
- 全体をフルリフォームはせず既存を残したリフォームをしてほしい
ご提案内容
中古物件をフルリフォームするのではなく、既存のまま使える箇所と、新しくする箇所を明確にし、新旧が不自然にならないよう壁や床の張り替えなどのご提案をしました。
玄関のリフォーム
リフォーム前は床と壁の色が同系色で暗い印象になっていました。
玄関ドア、玄関タイル、サッシ、靴箱は綺麗な状態だったため、そのまま使用することになりました。
床フローリングは、既存床に上貼りし、廊下の壁もクロス仕上げにリフォームし、明るい雰囲気に仕上げました。窓枠も日焼けによる黒ずみが目立っていたので、塗装で綺麗に仕上げました。
床材は、費用を抑えるため、下地に使う材料の中から節の少ないものを選び出し使いました。
トイレのリフォーム
サッシや手すりは既存のものを使用し、窓枠は内装の雰囲気に合わせて白く塗装しました。床はクッションフロアを張り替え、天井と壁はクロスの張り替えを行いました。
既存のものを上手く使う事で、まるで新築のような見え方になります。
壁紙を張るだけで明るい雰囲気を演出
廊下は壁の色が重たく、暗い印象だったため、べニア下地をして明るい色のクロスをはることで、明るい印象になるようにしました。床は既存のフローリングの上にフローリングを上張りしています。
建具や照明器具は汚れている部分を塗装して、既存のものが使えるようにいたしました。
配線の見えないスッキリとしてお部屋
天井はクロス仕上げに、壁はプリントべニアからクロス仕上げにし、床は既存のフローリングの上にフローリングを上張りして仕上げました。また、扉に穴が空いていたため、既存の枠に収まる建具を造作しました。
テレビの配線は表にあるとごちゃごちゃして見えるため、天井に全て収めて配線が露出しないように工夫しました。
リフォームで真新しい和室に
和室のお部屋は障子と襖を張り替えをし、畳は表替えをしました。
※畳の表替えとは、畳の表面に使用される「畳表」(たたみおもて)を新しいものに取り替える作業のことです。時間が経つと摩耗や汚れが目立つようになるため、定期的に畳表を交換することが必要です。
また和室の壁は部屋の雰囲気に合うクロスを既存にボード貼りをして仕上げました。
大きなクローゼットのある収納部屋
元々は壁と天井だけのお部屋でしたが、色々なものが収納できるウォークインクローゼットに生まれ変わりました。
右側には枕棚を取り付け、左側に1.5間(273㎝)のクローゼット扉も取り付けました。
1.5間のクローゼット扉の中です。中段を設けてお布団なども収納できるようにしました。
扉の上の垂れ壁は周りのプリントべニアの壁と同じになるように似た材料で仕上げる事で、既存と新規の違和感がないように工夫しています。
既存のものを有効活用したリビングのリフォーム
こちらはリビングです。天井は既存天井にボードを上張りしクロス仕上げにしました。床は既存フローリングにフローリングの上張りをしています。
今回は床を既存のフローリングの上からフローリングの上張りを行うリフォームでしたが、メリットは既存のフローリングを剥がす手間や費用がかからないため、全体的なコストを抑えることができ、施工時間が短縮され、早く仕上がります。また、既存のフローリングの上に新しい層を加えることで、床の断熱性や防音性が向上します。
ただし、上張りを行う場合は、既存のフローリングがしっかりと固定されているか、下地に問題がないか確認することが重要で、もし既存のフローリングに大きな問題がある場合、上張りする前に修理が必要となります。さらに、上張りすることで床の高さが増すため、ドアの開閉や家具の配置に影響を与える可能性があり、これを考慮したうえでリフォームの計画を立てる必要があります。
そのため、エムズワークスではお客様のご要望にお応えできるよう、必ず大工がご要望を聞きながら現地を細かく確認し、ベストなご提案ができるように尽力しております。
建売住宅と中古物件を比較した場合、建売住宅は数が少ないため納得のいく立地のものを購入できない可能性も高く、また、コストの面でも中古物件をリフォームした方が費用を抑えっれるといったメリットもありますので、中古物件のリフォームをお考えならエムズワークスにご相談ください。物件の視察も同行いたします。