歴史が刻まれた天井の梁 |梁特集

”梁(はり、りょう)とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材のことであり、主に曲応力を担う。梁はおもに鉛直荷重を伝えるが、地震などに際しては水平方向の荷重を支えることにもなる。

転載元:Wikipedia「梁」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%81_(%E5%BB%BA%E7%AF%89

水平短径方向とか難しい専門用語もありますが、要するに「家を支える大事な材」の事です。※水平短径方向とは家の四方で幅が狭い方の事をいいます。

最近のお家では「梁」は天井板で隠して見えない場合が多いですが、弊社でご依頼を受けるリフォームでは「家を支えてきた立派な梁をあえて見せて雰囲気のある空間にしたい」といったご要望を多く頂いております。

梁は家が建てられた当時から、ずっとその歴史を寡黙に見守り続け家を支えてくれている「守り主」のような存在だと思っております。

また、フラットな天井を外し梁を見せる事で床と天井までの距離が広がり開放感のある空間になるため、リフォームの際に弊社の大工が現場を見て「梁を見せる」という事を提案させていただく場面も多いです。

これまで弊社エムズワークスがリフォームさせていただいた「梁を活かした空間」をご紹介いたします。

150年前に建てられたお家の天井の梁。ご依頼主さまが子どもの頃に見ていたと懐かしく眺めていらっしゃったのが印象的でした。
太くて立派な梁がその歴史を物語っていますね。


こちらは梁を部分的に見せた天井です。

梁を全て隠してしまうと床と天井の空間が狭くなってしまうため、部分的に見せることで広い空間とお洒落な雰囲気に仕上げました。


築100年のお家です。天井の梁と薪ストーブがとてもマッチしていて、まるで古民家カフェのようですね。


こちらはリビングの梁と寝室の梁です。
寝室の梁は元々土間で使用していた梁だったので真っ黒いススがついていましたが綺麗に磨きをかけて塗装しました。


いかがでしたでしょうか?
どのお家も歴史を感じる味のある梁が沢山あります。梁の太さ、色、形、同じものは一つとしてありません。梁は曲がっているのは家の重さの負荷を分散させるためですが、この曲がりが味があっていいですよね!

そして何より「昔はここは土間でね」「昔はここで遊んでいてね」などご依頼主様のお家の歴史を聞くことも大工職人としての楽しみのひとつです。

皆様も天井の梁を活かした「味のある空間」を想像で楽しんでみて下さい。