生まれ育った家を、間取りから全て変えてリノベーション|広島県府中市

After

築80年のお家。これまで増築やリフォームもされていましたが、床や天井の高さが部屋ごとに違っていたため、全体の空間が狭くならないように床の高さを一定にし間取りを大きく変更しました。既存の梁を活かしているため薪ストーブを設置すると、とても暖かみのある空間に仕上がりました。

お客様のご要望

・築80年を超える懐かしい実家を、これから過ごす老後のために改装したい。
・広いLDKにしたい
・暖炉を置きたい
・和室は網代天井にしたい
・本をたくさん置いた書斎が欲しい
・ウォークインクローゼットにベルトやネクタイをかける場所が欲しい
・湯船につかりながら星が見たい

● リノベーション(リフォーム)ご提案内容

経年変化とともにリフォームや増築をされており、床の高さや天井の高さもそれぞれの部屋で違っていました。そのため床の高さを一定に合わせようとすると、既存のままの天井高だと天井が低くなってしまう部屋もあるため、できるだけ天井を高くとり、既存の梁を見せていくスタイルをご提案させて頂きました。

お聞きさせて頂いた内容の図面を描き、3DCADを使ってF様ご夫婦と情報共有を積み重ねていきました。

だんだん形になっていく途中で実際の現場で打合せをさせていただき図面だけでは感じにくい出来上がった時の感覚を肌で感じてもらいながら、工事を始める前にはイメージがしにくかった部分を「ここをもっとこうしたい!」「この写真のようにしてほしい」という色々なご意見をいただき、お客様の思いを出来る限り具現化できるように、何度も打ち合わせをさせていただきました。

木工事に関して弊社は直施工ですので、即座に変更も対応できるのが強みとなっております。


床の高さや天井の高さもそれぞれの部屋で違っており、床の高さを一定にしようとすると、空間が狭くなってしまうため、天井を高くとり、既存の梁を見せていくスタイルにしました。既存の梁がとてもいい味を出してくれています。

埋込形の照明器具のダウンライトを埋め込むために、深さの薄いタイプを使用し天井との間の空間を広く保てるようにしました。

誰もが一度は憧れるであろう暖炉(薪ストーブ)のある生活。

煙突は屋根に限らず壁面からも出す事ができますが、暖炉の設置については専門業者さんと施工の打ち合わせを行い、屋根から煙突を出す方が上昇気流がしっかりと発生し、木炭が燃えやすいとの事だったので、床下に吸気口を設置し、排気は一階部分の屋根の煙突からだすよう施工しました。そうすることで床下室内の空気を汚さず、暖かさだけを取り入れる事ができます。

暖炉に欠かせない薪はなんとご依頼主様が元々事業で生産されているという事で、その薪を使った暖炉(薪ストーブ)をご依頼主様が経営されている介護施設に設置していると伺い、実際に見学に行かせていただきました。

薪ストーブは、電気やガスがなくても燃料となる薪さえあれば部屋を暖める事ができ、災害時に停電しても暖を取ることができるのは大きなメリットですね。また、遠赤外線の輻射熱が身体を芯から温めてくれるそうです。

こちらは寝室ですが、元々は土間で梁にはススがついて真っ黒になっていたため、梁を磨き塗装することで味のある梁に蘇りました。

土間などをフローリングにすると床の位置が高くなってしまいます。そうなると床から天井までの高さが低くなってしまうため、勾配天井にする事で広い空間を確保できるようにしました。
リフォームの場合、元々ある柱や梁をそのまま活かす事が多いため、いかに空間を広くとれるかが当社の腕の見せ所になります。

トイレ部分はお掃除しやすいように腰から下はパネルを貼っています。

水回りはどうしても排水管ががむき出しになってしまうので収納も兼ね備えた隠し棚を造ってすっきりとさせ、さらにメンテナンスもしやすい造りにしました。

お風呂はご依頼主様から「湯船に浸かりながら星空を見たい」とのご要望であったため、図面を書く際に湯船に人が座った状態の目の高さを測り窓の位置を何度もシミュレーションしました。

こちらはご依頼主さまの書斎です。
まるで秘密基地のようです。

書斎の広さは2.2畳のため、狭いスペースでも効率よく使えるよう弊社のオリジナルの棚にPCのコンセントの位置やプリンターの位置も設計図で描き、実際の現地に行ってきちんと収まるか何度も確認しながら施工しました。
既存住宅のリフォーム(リノベーション)で頻繁にある、移動が不可能な柱を活かしつつ、いかにスペースの確保ができるかも大工職の醍醐味でもあります。

こちらは、ご依頼主さまの「ネクタイ専用掛け」とベルト掛けですが、フック部分を弊社の大工がご依頼主さまのご要望にあうサイズを探してオリジナルの棚に設置しました。

ベルトやネクタイさえもインテリアになりそうですね。

玄関に足を踏み入れるとまるで旅館にきたかのような趣のある作りに。

まずは聞き取りの際に施主さんのイメージ写真を見せていただき、玄関から入った最初のステップである式台の木を神石町にある木材の会社さんに弊社の大工が実際に往訪し、ご依頼のイメージに合うようサイズだけではなく、お家の雰囲気にばっちり合う木目のものを厳選しました。

余談ですが、式台とは元来お客を送り迎えする場所の上がり口に昇る踏み台や靴を履くときの腰掛などに用いられていたもので、一説には武家屋敷があった時代に家来が控えている場所の「敷台」に由来するらしいです。(棟梁の豆知識)

完成後に玄関に「ニッチ」という飾り棚を設置しました。

壁をへこませてモノがおけるスペースの事を「ニッチ」と言います。

お客様は「いいなと思ったものを」写真で見せてくれるのですが、写真だと寸法の記載がない場合が多いため、イメージ通りになるようニッチの丸みを現地で何度も採寸しました。丸みを作る際に「正円か楕円か」で全く出来栄えが変わってしまいます。お客様が「これがいい!」と思うものを再現するため数ミリ単位で採寸を調整しました。

玄関から入った時にこの飾り棚が一番に目に入りるため、お家全体がまるで高級旅館のような雰囲気を感じさせます。


Before

お客様の

完成後は以前にもまして、子どもや孫がちょくちょく遊びに来て、気づくと家族みんなが憩う居心地の良い空間になっていました。
エムズワークスに頼んで良かったです!

地  域:府中市
年  代:60代
家族構成:ご夫婦
建物種別:戸建て


エムズワークスより

ご依頼頂きありがとうございました。また気になる所がありましたら、いつでもご連絡お待ちしております!